今回、ハイエースに取付けていたカーセキュリティーをグレードアップしました。
前のカーセキュリティーも、おもしろ機能がいっぱいでしたが、それに加えマイカーのGPS追跡とスマホで操作ができるようになりました。
車のキーやリモコンがなくても、スマホ1つでセキュリティーのオン・オフからエンジンを掛けたりで、普通に乗れます。
ちなみに『EasyGuard』っていう商品で、その中の『EC002』というシリーズです。
Aliexpressで購入しました。
EasyGuardの機能
EasyGuardはセキュリティー以外にも多機能というか、おもしろ機能がいっぱいです。
セキュリティーは振動センサーや赤外線センサーなどありますが、セキュリティー以外でいうと、
・スマートキー機能(リモコンを持って車に近づくとアンロック。車から離れるとロック)
・プッシュスタートボタン(エンジン始動がプッシュ式になります)
・リモートエンジンスターター(遠方からエンジンが掛けられます)
・タッチパネル(暗証コードを入れることによりロック・アンロックできます。海などの水遊びの時に便利)
ここまでは前のセキュリティーでもできていました。
そこにSIMカードを入れて使う『GPSモジュール』が追加になりました。
それによってできるのが、
・GPS追跡(現在の自車の位置や過去の移動履歴が確認できる)
・スマホで操作(スマホ一つでロック・アンロックからエンジン始動もできます。キーやリモコンが不要になる)
今回買ったEasyGuard-EC002
Aliexpressでの購入
選ぶリモコンによって多少値段が変わります。
https://ja.aliexpress.com/item/1005001603689424.html?spm=a2g0o.store_pc_groupList.8148356.21.558425ceLDiBeV
Aliexpressでの購入が不安な方は、GPSモジュールはないですが、Amazonにもありました。
不具合や返品交換などの対応は圧倒的にAmazonがいいと思います。
本体はAmazonで買って、単体でGPSモジュールだけAliexpressってのもありかな。。。いや、ないか(;・∀・)
カーセキュリティーのグレードアップに至るまで
今回カーセキュリティーをグレードアップすることになったきっかけは、前のセキュリティーのリモコンを1つ無くしてしまったからなんです。
最初はリモコンだけ買おうかと思ったけど、リモコンだけでもAliexpressで5,000円ぐらい。
そして前のセキュリティーを取付けてもらった時に、近々SIMカードを入れてスマホと連動するオプションが出ると聞いていたので、それも気になっていた。もう5年も前の話ですが。。。
それでAliexpressを物色してると、そのSIMカードを入れるGPSモジュールを発見。モノは10,000円ぐらい。
リモコンと合わせると15,000円。。。で、結局、約24,000円でまるっと本体ごと購入することに。
値段以外にも、前のは買ってから5年も経ってるので、仕様変更や、新しいリモコンやGPSモジュールと相性が悪いかもしれない。
何より前のが『EasyGuard』かどうか分からない。。。本体の形は若干違う。でも機能や付属品を見ると同じか、『EasyGuard』は後継機に見えるが、確信はなし。
ちなみに前のセキュリティーの取付けは、5年前にみんカラで活動していた半分趣味なのか業者なのか、そんな感じの人に取付けてもらいましたが、商品名は不明でした。
そしてその人は、もうみんカラでも活動してないみたい。みんカラ内のメールしてみたけど、返信なし。
またスマホに電話番号の登録が残ってたので電話するも繋がらず、音信不通。。。
そんなこんなで丸っとセキュリティー本体ごと買いました。
あとカーセキュリティーは配線接続が大変。。。
前のセキュリティーと『EasyGuard』の商品画像のコネクターの数や、コネクター内のピンの数をめっちゃ比較。
そして、ピンの数までも一緒だったので、同じシリーズだろうと。。。そして配線もコネクターを付け替えるだけでいけるかもしれないと勝手にいいように解釈。
Theポジティブ!
あかんかったら、業者に頼むか、自分で配線するか、その時に決めようと(^^)。
EasyGuardの配線と取付け
Aliexpressで購入したEasyGuardは、2週間ぐらいで到着。
EasyGuardの配線に関しては、私の場合、前の配線がほぼそのまま使えたので、参考にならないと思います(^_^;)。
というか、セキュリティーの配線は結構面倒なので、電装屋さんに頼んだ方がいいと思います。
ちなみにコレが付属パーツ類。
商品ページの画像です。写真には無いですがショックセンサーも付いています。購入時は念の為ショックセンサーも付いてるか確認した方がいいです。
あと取付け説明書は英語のみです。
見ただけで気が遠くなります(;・∀・)。
でも配線コネクターの先には、どこに接続するか一つづつラベルが付いてます。
コレは親切ですね。
取り付けにあたって、前のコネクターがそのまま使えるか配線の色や位置を確認。
新しいコネクターと比較したけど、ほぼ一緒。
1本だけ配線の色が違った。しかも新機能のGPSモジュールの配線Σ(゚∀゚ノ)ノ。
まぁ、1本だけだったので、そこはそのまま使用。
結果的には前のコネクターがほぼそのまま使えたヽ(=´▽`=)ノ。
ほぼというのは、GPSモジュールのコネクターの配線の並びが左右逆になっていたので、そこだけコネクターを破壊して、新しいコネクターにピンを刺し直しました。
取り付けにあたっては、他にメインアンテナとスマートキーとしてリモコンとの距離をキャッチするアンテナ(PKEアンテナ)の仕様が変わっていたので新しいアンテナに交換。
他のエンジンスターターボタンや暗証コード入力タッチパネル、ショックセンサーなどは前のセキュリティーのままでいけました。
あと今回の新機能のためのGPSモジュールには『楽天モバイル』の格安シムカードを入れました。
Aliexpressのショップに聞くと、1ヶ月のパケット消費量は300~500メガとのことでした。
楽天モバイルは1ギガまで無料なので、月額をかけずにGPS機能が使えることになります( ̄ー ̄)ニヤリ。
リモコンにキーを収納できる
前のセキュリティーのリモコンもそうでしたが、今回の新しいEasyGuardもリモコン内にキーを収納できます。
普段は使わないですが、故障とかもしものときのためですね。
さらっと書いてますが、このキーを作るのは大変でした。
元からキーのベースは付いてるのですが、ハイエースなどのキーと全く形状が違います。
ベンツとかアウディとか外車用のキーベースなんかな??
そこで合鍵屋さんに普通にハイエースのスペアキーを作ってもらって、頭(持ち手)部分をグラインダーで大まかにカットして、そのあとヤスリで削りました。
ミリ単位というかそれ以上の細かい作業になりました。
ビチっと差込口に合わせないとグラついたり、ちゃんと閉まらなかったりするので。
結局リモコン2つ分を作りましたが、最初の1本は削りすぎて失敗したので、合計3本加工しました。
ホームセンターのセルフ工房で半日作業でした(;・∀・)。
あとリモコンは色々選べるのですが、私が選んだのは『EC002-BA』というタイプです。
ショップに、このタイプのリモコンには専用のリモコンカバーは無いと言われたのですが、マツダ用のカバーがミラクルフィットしました。
正確には若干キツイですが、フェイクレザーなので押し込んでしまえば、あとは馴染みます。
スマホでの操作
EasyGuard-EC002はGPSモジュールを取り付けることによって、スマホで操作ができるようになります。
ロック・アンロックはもちろん、エンジンスターターも使えます。
そしてSIMカードを挿入することによって4G通信でGPS追跡もできるようになります。
ただ一つ残念なのは、スマートキー機能(車両に近づいたり離れたりでロック・アンロック)は使えません。
Bluetooth接続もできるので、その辺りでスマートキーの機能もなんとかしてほしかった(*>_<*)。
まぁ、無いもの言うても仕方ないですね。
Bluetoothでは距離を測るのが不安定な気もするし。
ダラダラと書きましたが、要はキーやリモコンがなくても、スマホ1つで車を動かせるようになります。
かっちょいい~ヽ(=´▽`=)ノ。
ちなみにコレが専用アプリ『WiCARE』の画面
ちなみに左端に縦に並んでるのが
・Online=SIMカードがオンライン状態かどうか。
・GPS=GPSで自車位置を掴んでるかどうか。
・BT=BluetoothでスマホとGPSモジュールが繋がってるか。
・13.2V=現在のバッテリー電圧
見たままですが下の方は
青いエンジンスタートボタンが真ん中にあって、
左上がロックボタン
右上がアンロックボタン
左下がトランクオープンボタン
右下がカーファインダー/警告音が5回鳴ります。駐車場などで車の位置を探す時に使います。
あとは車の絵の下にあるのが
左が今日一日の走行距離
右が現在の速度
◎アンロック状態
アンロックすると、アンロックマークと一緒にドアも赤くなります。
リモコンエンジンスターター機能でエンジンを掛けたり、普通に車に乗ってエンジンを掛けてもこんな感じでスタートボタンが赤くなって、車の絵の横に車線みたいなのが表示されて動きます。
止まってても車線は動くから、ちょっとややこしい。。。
GPS追跡機能
アプリ『WiCARE』画面下の『Location(ロケーション)』ボタンを押すと、
もちろん地図上で現在の位置も確認はできますが、データとしても表示されます。
上から
・Receive=スマホ(アプリ)が受信した時間
・Locate=GPSを受信した時間
・ACCstatus=ACC電源がONかOFFか
・Speed=速度
・Course=方角
そして水色の『Playback』ボタンを押すとその日のGPS軌道が見れます。
あと再生もできます。
ちなみに過去のGPS軌道も1日単位で見れます。
何日分保存されるのか不明。とりあえず10日ぐらい使ってるけど初日分もまだ残ってました。
ついでですが、セキュリティーの稼働履歴も事細かく残ってます。
ドアの開閉やエンジンスタートなどなど。。。
上の画像にもありますが、振動センサーが働いた履歴も残ります。
『vibrates』ってやつですね。テストで何回か鳴らしました。
ちなみにリアルタイムでも、ショックセンサーなどの通知がスマホに来ます。
EasyGuardにおすすめのSIMカード
今回、私の中でのセキュリティーグレードアップの目玉は『GPSモジュール』です。
このGPSモジュールの本領発揮にはSIMカードは必須だと思います。
そこでリーズナブルにもこだわる私は格安シムを探しまくりました。
その上で候補が2つできました。
まず1ギガまで無料の『楽天モバイル』。
そしてもう一つは、docomo回線の格安シム『HISモバイル』。
楽天モバイルのメリット・デメリット
まず最初に楽天モバイルを実装してみました。
プランは『UN-LIMIT VI』で、1ヶ月1ギガまで無料です。
ちなみに設定はめっちゃ簡単です。
EasyGuardの専用アプリ『WiCARE』にAPNを登録する画面がありますので、楽天モバイルのAPN『rakuten.jp』と入力するだけです。
ユーザー名とパスワードの項目もありますが、入力不要です。
そもそも楽天モバイルにユーザー名やパスワードの概念がないようです。発行もされません。
楽天モバイルのメリットはなんといっても、1ヶ月1ギガまで無料。
Aliexpressのショップに1月の消費データ量を聞いたら、300~500(メガ)とのこと。
余裕で足ります。
実際1週間ぐらい楽天モバイルで運用したけど、マイページの消費データ量のカウンターを見ても、『0』のまま。
『え!300メガも使わへんのとちゃう?』と思うぐらいです。
ひょっとしたら、消費データ量は『300~500キロ』なのかもしれない。。。
ショップからは『300~500』ときただけで、単位がなかったので勝手に『メガ』と思ったけど。。。
なんにせよ楽天モバイルだと、月額無料でGPS機能を使えるのが最大のメリット。
で、デメリットとは言うと。。。電波の受信エリアが狭い!
楽天モバイルは楽天独自のエリアと、パートナーエリアがあります。
ちなみにパートナーはauです。
そして、なんとパートナーエリアではGPSモジュールが電波を拾えません。
オフラインになっちゃいます。
現段階では、ほとんどがパートナーエリアなんで、使えないエリアが多すぎる。主に山や田舎ですけどね(^_^;)。
上の方で紹介したGPS軌道の画像でも直線でぶっ飛んでるところがあります。
こんな感じでパートナーのauエリアではオフラインになりGPSが正確に記録できません。
正確にはこの画像のGPS軌道のほとんどがauエリアなのでほとんど受信できていないはずなんですが、楽天エリアに戻った時にそれまでのGPS軌道を拾い直してくれます。
ただ途中でぶっ飛んだりもあるので精度は欠けます。
まぁ、大体は合ってるんですけどね。
でも楽天エリア外だとリアルタイムではGPSも機能しないですし、エンジンスターターなど遠方からのスマホ操作もできません。
Bluetooth接続もあるので、Bluetoothが届く範囲ではスマホ操作はできます。
もし盗難にあっても正確に追跡できなくなっちゃいます。
せっかくのセキュリティー機能が半減ですよね。
パートナーエリアで受信できないのは、このGPSモジュールが自動切り替えに対応してないっぽいです。
楽天モバイルに問い合わせたのですが、大体のスマホだとエリアが変わった時に自動切り替えができるようです。
自動切り替えのON-OFF設定もあるようです。
が、このGPSモジュールにはそんな高度な機能がついていません。
一応、ショップには、エリア切り替えに対応できるか問い合わせ中です。
何かしらの設定やバージョンアップで。。。たぶん無理やけど。。。
とはいえ、そこまで必要ないって方は全然楽天モバイルでいいと思います。
自宅が楽天エリアなら、十分EasyGuardのおもしろ機能を堪能できます。
まぁ、事務手数料やSIMカード代などの初期費用も無料なので、一発目は楽天モバイルで味見してみるのがいいと思います。
HISモバイルのメリット・デメリット
次は『HISモバイル』です。
プランは『ビタッ!プラン』のデータ通信のみのタイプで、月額198円~です。
設定は、楽天モバイルと同じでEasyGuard専用アプリ『WiCARE』のAPN設定画面でAPN名の入力に加え、HISモバイルにはAPNのユーザー名とパスワードもあったのでついでに入力しました。
楽天モバイルと同じようにAPN名の入力だけで良かったかもしれませんが、無事に回線が繋がりました。
このHISモバイルのメリットというか、普通なのですが、電波がdocomoエリア1つです。
エリア切り替えの必要がありません。やっぱコレは普通ですね。楽天モバイルが特殊なだけで(^_^;)。
あと、山間部とか受信範囲的にもdocomoは広い!って、思ってる私は古い人間!?
他にメリットとしては、月198円と安い!おそらく楽天の次に安い!値段では0円の楽天には勝てん(;・∀・)。
正確には『ビタッ!プラン』は月額198円~なので、使った分だけ課金されるのですが、上限設定ができます。
最低限の198円は100メガまでなのですが、なんとその最低限の100メガでも上限設定ができます。
そして上限を超えたあとは、例によって低速通信になるのですが、それが200kbpsとのこと。
全然十分だ!GPS軌道を残すぐらい余裕です。
私はマイネオを使ってるのですが、低速通信(200kbps)への切り替えスイッチがあって、低速時でもグーグルマップやYahooカーナビも全然普通に動いてました。
このGPSモジュールには十分すぎる通信速度です。
ちなみに現在、HISモバイルのSIMカードを入れてまだ半日なのですが、早速、楽天モバイルでは圏外だったエリアに行ってきましたが、普通にオンライン状態のままで繋がってました。
って、当たり前ですね(;・∀・)
もちろんGPS軌道もきれいでしたヽ(=´▽`=)ノ。
そしてHISモバイルのデメリットですが、
コレは単純に0円ではない!ということです。
まぁ、198円なんで全然安いんで、そこまでのデメリットではないかもです。
あ!でも最初に事務手数料が3,300円かかるので、それもデメリットですね。
一発目はEasyGuardのおもしろ機能を味見するために0円の楽天モバイルでいいと思いますが、
どこでも、しっかりとGPSを機能させて、GPSモジュールをフル活用したいときは198円で使えるHISモバイルがおすすめです。
ちなみに私は、このセキュリティーにはHISモバイルを使うことにしたのですが、楽天モバイルは普通にスマホ用に使う事になりました。良い電話番号取れたし(^^)。
EasyGuard使用動画
実際にEasyGuardを一通り使ってるところを動画にしました。
GPS追跡もあります。
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