ハイエースのLPガスハイブリッド化をしたのですが、改造をしてもらったインテグラルさんの標準の充填口のキャップが水道配管かなにかのゴムキャップで、見た目もしょぼいし、脱着が面倒なので、自作することにしました。
ちなみに、これまでで3作作りました。
初代ガスキャップ
ちなみに初代のコストは、100円でした。
1年半ぐらい使ったんですが、フタが飛んでいって終わりました。写真も撮ってなかったです^^;
材料は、ダイソーやセリアなどの100均のキッチンコーナーにあるこんなやつです。
これの底を切ってフタを黒く塗装しただけです。
そのフタが飛んでってしまいました。
よくあるスクリュータイプのフタなんで緩んだのか締めきれてなかったのかでしょう。。。
ちなみにハイエース側の穴の直径が70mmなんですが、それに笑えるぐらいドンピシャでハマるんです。
接着しなくてもいいぐらい。一応、固定も兼ねてお風呂などのタイルの目地埋めに使うシリコンを接着剤代わりにしました。
イメージ的にはこんな感じです。
これは2代目キャップのフタなんですが、見た目はほぼ同じです。
2代目ガスキャップ
ちなみにこの2代目は、フタがスクリュータイプじゃなく、パカパカっと開くタイプです。
1作めを教訓に蓋が落ちないタイプにしました。
ただそのパカパカタイプのフタを探すのが大変でした。
土台は100均のものがドンピシャなんで、それに合うサイズのフタ探しで、同じく100均や、あとホームセンターなんかで探しましたが、
結局、手などの保湿用の『馬油クリーム』のフタが合いそうだったんで、それを買いました。フタのためだけに馬油クリームを買って、クリームは使ってません。
そのうち使おうかな~と思いつつ放置です。
ちなみに馬油クリームは300円だったので、土台は1代目の100均のものと同じだったんで、2代目キャップのコストは、400円ってことになります。
これが、2代目キャップを実際にハイエースに付けた写真です。
シンプルで、目立たない感じでいいんですけどね。
ただどうしても、プラスチックというチャチイさはあるのと、せっかくLPガスハイブリッドにしたんだから、ドンと充填口も目立たせたい願望にとらわれて、
この2代目の使用期間は1ヶ月もなく3代目へと変わりました。
3代目ガスキャップ
この3代目はアルミ製でしっかりしていますし、見た目もかっちょいいので、最終の完成形です。
たどり着いたのがミニクーパー用のレーシングガスキャップ
完成に辿り着くまでに、ベースを探してる時、ジープJK ラングラー用のフューエルカバーやバイク用のエアクラフトタイプのガソリンタンクキャップなど色々試行錯誤しましたが、サイズ的に合わず、最終的にミニクーパー用の『レーシングガスキャップ』にたどり着きました。
このミニクーパー用の『レーシングガスキャップ』も色々あるのですが、
一番多いのが、このタイプなんですが、これはフタの直径が大きいのでステップに擦る恐れがあります。
(充填口の穴が少し下向きに角度がついているため)
で、ミリ単位で色々寸法を問い合わせたりしながら、たどり着いたのが下のレーシングガスキャップです。
おそらくこれ以上に合うのはないと思います。
楽天・Amazon・ヤフーに出店しているショップやヤフオクの出品者、またネットにホームページを出しているショップなど、いろんなショップに問い合わせしまくり(迷惑な客ですね^^;)ながら、かなり探しましたから。
で見つけたのがコレ。内径・外径、そしてフタの直径(小さ目)もバッチリです。
このショップ、ヤフーショッピングでしか出していないようです。
加工
ただこのままだと、キャップ本体側の上部(フタとの接地面)が内側に折り込まれていて、直径が小さくなるので、そこを削り取りました。
これはLPガス充填後、充填ノズルを抜く時に少し指を奥に入れてロックを外す構造のLPガススタンドが多いため、そのスペース確保のためです。
1代目・2代目キャップの時もギリギリって言われていたので。
こんなな感じで最初は、ドリルで穴を開けまくりです。
そして、ココからは、100均で買った鉄のヤスリで手作業です。
といってもキャップの材質はアルミニウムなんで、意外と簡単に削れました。
で完成がコレです。
最後600番の紙やすりで仕上げました。
なかなかキレイに削れたと自己満足です( ゚∀゚)・∵. グハッ!!。
こんな感じで、ホームセンターで買ってきた硬めのスポンジ板をコンパスカッターで切りました。
これは、元々キャップ本体とフタにある隙間を埋めるためです。
こんな感じで隙間があります。
そして、いよいよ組み立てです。
土台は、1代目から使っている百均の容器本体側をこんな感じで切り取ります。
ちなみに100均の容器がリニューアルしたらしく、今はこうなっていました。
でも直径などのサイズはほとんど同じです。
土台は2つ作るのですが、1つは車側で直径もドンピシャ(車側の穴の直径が70mm)なんですが、レーシングガスキャップ側の内径が66mmなんで、それに合うように1箇所カットして、寸法が合うように削っていきました(2つ上の写真右側)。
レーシングガスキャップ側につけるのは、こんな感じです。
そして、このレーシングガスキャップには元々イモネジで止めるところが3箇所ありますのでそれを利用して、キャップと加工した土台を内側から固定します。
ちなみに、その固定のネジはM4×5mmの超極低頭ネジを使いました。
これは、ホームセンターでもなかなか無いサイズなんで楽天で買いました。
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そして、内張りなどを止めるピンで固定です。
もちろん2つの土台とも穴の位置を合わせて、穴あけ加工済みです。
この赤い矢印のところで車のボディ(充填口の穴あけ部分)を挟み込む感じです。
ちなみに、挟み込む厚みは2mmでした。
2代目と3代目を比べるとこんな感じです。
若干、厚みは出ますが、存在感が違いますよね。
え!?自己満足!??。
ハイエースに取付け
で、翌日早速取り付けしました。
まず車側の土台をはめ込みます。
これが一番大変です。
ちょっとでも奥に押し込んでしまうと、奥側に外れてしまいますので(゚Д゚)。
最後に内側から内張りピンで固定すれば、完成~~( ゚∀゚)。
結構、集中力がいりました。
でもしっかり固定されて気持ちいいです。
で、キャップを閉じたところ。
んん~、いい感じですね~~(˘︶˘)。
ついでに、遠目からも(˘︶˘)
ちゃめっ気で、『LPGハイブリッド』のエンブレムもサラッと付けちゃってます(写真左上の方)。
そして後日、よりLPガスをアピールしようとステッカーを購入。
1文字100円なんで2文字で200円でした。
ちなみに、文字の大きさは45mmでオーダーしました。
実は商品到着時、おまけで同じものをもう1セット付けてくれてました。
感謝です。
結局3代目のコストは、
レーシングガスキャップ 13,000円ぐらい
ステッカー 200円
100均の容器2つ。これは2つで1セットなんで100円
合計13,300円でした。
1代目・2代目に比べるとコストは跳ね上がりましたが、それ以上の完成度と満足感です^^。
おまけ
ちなみにインテグラルさんでもオプションで、こんなキャップを出してるようです。
価格は21,600円とのこと。
やっぱり今回自作したレーシングガスキャップの方が、開き方など存在感もあっていいですよね(`・ω・´)シャキーン。
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