ハイエースのリアゲートの下にテーブルがほしいと思い、色々探したけど既製品は良いのがなく、今回DIYで作成することに。
2台目も作るかもしれないので、自分メモも兼ねての記録です。
そのため途中細かいサイズを記したりしてます(^_^;)。
今回のテーブルのポイント&図面
今回リアテーブル作成にあたって、こだわったのは収納性です。
ベッドのデッドスペース(厚さ3cm)に収納するので、薄さにこだわりました。
あとトランスフォーム的に車内テーブルとしても使えるようにするのにも試行錯誤しました。
ちなみにこれが設計図面。
雑というかゆるーい図面ですが(^_^;)。
テーブルの部品
特に薄さにこだわり選んだ部品はこの『折りたたみヒンジ』です。
amazonで注文し、中国発送だったので到着に1ヶ月以上かかりました。。。
いざ作成
脚部作成
今回、脚部に使うのはアルミ角パイプ2種。
『25mm角』と『20mm角』の2つを連結して伸縮式にします。
どちらも厚みは2mm。
もともとこんな『ポッチ式』で脚を伸縮させようとしたのですが、失敗Σ(゚∀゚ノ)ノ
原因は角パイプの肉厚(2mm)があったことでポッチが押しきれなかった(^_^;)。
結局『スライド式』の伸縮にすることにしました。
リアゲートテーブルを作る時、最初に思いついたのはこのスライド式やったけど、レールの溝を作ったりと加工が大変そうだったので、『ポッチ式』にしたが失敗。
そしてもとの『スライド式』案に。
ちなみにYou Tubeの方で頂いたアドバイス(コメント)も取り入れさせていただきました(^^)。
脚部の溝づくり
とにかく今回のリアゲートテーブル作成にあたっては、このレールの溝づくりが一番大変でした。一番というかこれしかやってないような気がするくらいです。まぁ、他が簡単すぎたのかも。本来のモットーはシンプルDIYですからね(^^)。
そして、インパクトドライバーに取り付けられるグラインダーの砥石みたいなので大まかに削り、
ただこの作業が大変で時間がかかりました。
そしてインパクトドライバーをグラインダーもどきにする砥石も軸から折れて飛んでいってしまったΣ(゚∀゚ノ)ノキャー。
で、結局、ちゃんとディスクグラインダーを購入。
一緒にグラインダースタンドも買って、使いやすくしました。
写真はディスクグラインダーをスタンドにセットしたところ。
そして、ついでにこんなのを作ってアルミ角パイプを固定して、溝づくりをしやすくしました。
グラインダーでやるとめっちゃ楽でした。
しかもキレイ(^o^)。
最初っからグラインダーでやっときゃよかった。
何よりグラインダースタンドがめっちゃ使いやすくて正解でした(^^)。
脚部組み立て
まず20mmのアルミ角パイプの先端にエンドキャップ(ナット付き/経M8)を取り付け。
そして20mmと溝を作った25mm角のアルミ角パイプの連結には『ノブ(ネジ長25mm/M5)』と『角ナット(16✕20mm)』を使います。
で、ここでYou Tubeで頂いたアドバイスを参考にさせていただきました。
このレールの裏側にも穴を開けノブネジの先端が貫通するようにしました。
これで脚に重量がかかってもずれ落ちることも無くなります。
ちなみに頂いたアドバイスはポッチ式が失敗した時の動画に対するものだったのですが、
『バネ式ではなく普通のボルトを追加工して使うのはどうでしょうか? 全ネジでは無い、長いめのキャップボルトのネジ山部をほとんど切断し、ネジ山が無い部分を受けとして使う感じです。 収納する際は、小さい方のアルミ角材を反対に向けて仕舞うとすでに空けてしまった穴も流用できると思うのですが… キャップのサイズがわからないので正確ではないと思いますが、参考になれば幸いです。』
というものでしたが、おかげでノブネジの貫通をひらめきました。
アドバイスに感謝です(^^)。
脚部、最後は『折りたたみ足ヒンジ』との連結ですが、
・ボルト(M6✕20mm)
・フランジ付きナット(M6)
・丸ワッシャー(M6/経25mm)
・角ワッシャー(20mm✕20mm)
角も丸もワッシャーはできるだけ大きいものを選択。
脚1本をボルト1本で固定するので、できるだけ大きいワッシャーで押さえる部分を広くするためです。
天板部作成
天板はサクッとできました。
今回はテーブルの厚みを極力薄くしたかったので、天板に使う木材も厚み12mmの赤松を選択。
ちなみにサイズは1175mm✕330mmにホームセンターにてカット済み。
まずは補強から。
薄さを補うために18mm角材で補強。
あと天板の反り返り防止も兼ねて。
これは、私のハイエースは車椅子移動車なのですが、レール取り付けベースにはめ込む仕様に。
補強の木材とでレールを挟み込む感じ。
脚を取り付けに関しては、天板が薄い分ネジの食いつきも浅くなるので、ブチルテープも併用して補強。
ちなみに脚の取り付けは、極低頭ネジ(M4/12mm)を使用。
これは、薄くするために本来折りたたみヒンジの外側に取り付ける脚をヒンジの内側に取り付けたため、折りたたんだ時にヒンジとアルミ角パイプ(脚)の隙間が1~2mmぐらいしかなかったので。
ちなみに脚の取り付け以外はネジ止めせず、補強材や脚止めのベース部分など全て『ゴリラボンド(ゴリラウッドグルー)』で接着しました。かなり頑丈に接着できるようなので、実験も兼ねてなんとなく(^_^;)。
そしてせっかくなので『オールドウッドワックス』で着色&保護しました。
なかなかのいい味になったのでは(^^)。
テーブル作成動画
テーブル作成してるところを動画にしました。
ハイエースに実装
いよいよリアゲートテーブルをハイエースに実装です。
収納性
テーブルがどこに収納されてるか分かりますか?
って見えてましたよね。
ホンマなら厚み3cmのベッドフレームに完全に隠したかったのですが、1.5cmほど出てしまいました(^_^;)。
ちなみに、ベッドのサイドボックスにキャッチ台を付けて、乗せてるだけです。
リアゲートテーブル装着
で、リアゲート下に連結。
連結は車いす移動車のレール取り付けベースを挟むようにしてます。
なかなかいい感じですよね。
『オールドウッドワックス』もなんかいい味がでてる。と自画自賛( ̄ー ̄)。
ここにリアゲートテントを装着したらちょっとしたリビングですよね。ね?
車内テーブルにトランスフォーム
このリアゲートテーブル、実は車内テーブルとしても使えるように設計しました。
このステーでベッドマットを挟むようにして固定します。
ステーの下にベッドフレームがあるので、しっかり安定します(^^)。
今回のテーブル作成で試行錯誤したのが車内テーブル時にいかに脚を短くするかでした。
車内テーブルとして使う時は『ちゃぶ台』みたいなもんなんで、低い方が使いやすいです。
リアゲートテーブル時の高さを維持しつつ、車内テーブル時には低さを実現するために、だいぶ試行錯誤しました。
結果的にはリアゲートテーブル時は長いジャスターボルトにすることで対応しました。
ちなみに脚も4本付けてますので、車外でのフリーテーブルとしても使えます。
今後、2台めテーブルを作成して、テーブル同士を連結できる仕様にするのもいいかも。
ハイエース実装動画
ハイエースにテーブルを収納、そしてリアゲートテーブルや車内テーブルへの展開を動画にしました。
まとめ
今回は、『リアゲートテーブル』&『車内テーブル』&『フリーテーブル』の1台3役のテーブルを作成しました。
そして、このテーブル作成で色々とDIY工具を揃えることになりました。
・インパクトドライバー
・ディスクグラインダー
・ディスクグラインダースタンド
・鉄ヤスリ
・さし金
などなど。
これからDIYも本格的にやっていこうかな。。。( ̄ー ̄)
ちなみに鉄ヤスリに関しては、今までは100均のものをつかってましたが、ホームセンターで買ったものはめっちゃ削れて作業がはかどりました。
やっぱ100均とはモノが違うことを実感!
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