ハイエースちゃんにリチウムイオンサブバッテリーシステムをDIYしたので、今度は車載冷蔵庫を搭載することにしました。
もちろん配線や場所など搭載方法にも一工夫します。
今回選んだ車載冷蔵庫はBougeRVさんの容量が28Lの冷蔵庫で、このサイズで2Lペットボトルも縦入れできます。
BougeRVの28L車載冷蔵庫
今回もいつものようにAmazon・楽天市場・Yahooショッピングや、NETでも物色しまくって、たどり着いたのがBougeRVさんの28L車載冷蔵庫です。
理由としては、
・2Lペットボトルが縦入れできる!
・2Lペットボトルが縦入れできる中では、コンパクトサイズ!
・リーズナブル!
まずこだわったのが、2Lペットボトルの縦入れ。
やっぱ縦入れできると収納性はもちろん出し入れもしやすい!
そして極力コンパクト。
私のハイエースはゴリゴリのキャンピングカーってわけではないので、できるだけコンパクトなものを探していました。
何よりリーズナブル!
私のDIYやカスタムのテーマは『シンプル』&『リーズナブル』です。
私がこのBougeRVさんの28L車載冷蔵庫を見つけたときは、他にこのサイズ(容量)のクラスで2Lペットボトルが入るものはありませんでした。
この車載冷蔵庫の商品ページでも『唯一』と、うたっていました。
でも目をつけてからしばらくして、実際買う時にはもう一つ出ていました。
中身を見ると同じサイズ・同じスペック。。。
『おんなじか!?』ってぐらいで、違うのは色だけでした!
ただBougeRVさんの方が1万円くらい安かった!
もちろんこっちを選ぶ。
ただ一つ気になったのは、『バッテリー保護機能』と『メモリー機能』が商品説明に書かれていなかったこと。
でもAmazonサイトで質問するとちゃんとそれらの機能もあるとのことでした。
実際、注文して届いた冷蔵庫の説明書にもちゃんと『バッテリー保護機能』と『メモリー機能』の説明も書いてました。
ちなみに私が購入した時は25,900円でした。
目をつけてからチェックしてましたが、価格変動や、割引きクーポンなどが付くこともあったので、興味ある人はチェックしてみてください。
●BougeRV28L車載冷蔵庫
車載冷蔵庫の性能検証
この車載冷蔵庫の冷却性能を見る上で、標品ページに、
・20分で0℃
・50分で-18℃
という謳い文句があったので、それがどんなもんかを試運転がてら検証してみました。
まぁ、正直、謳い文句どおりに行くとは思っていないが、性能はいかほどか!
Bluetooth温度計で測定
これBluetooth接続でスマホで温度確認ができます。
ですので、途中で冷蔵庫の蓋を開けなくても温度が確認できます。
更に履歴をグラフで見れます( ̄ー ̄)。
電源を入れ、18時スタートで検証開始。
スタート時の温度は23.8℃
。。。。むむむ!
って感じでしたが、まぁ、試運転なんでこんなもんかなっと。
ひょっとしたら暖房が冷蔵庫に直撃していたので、その影響もあったかも。
最初、温度計を冷蔵庫に入れたときに、23.8℃から逆に温度が上がっていったので、室温より冷蔵庫が暖かくなってたみたい(^_^;)。
そしてココからグイグイ温度が下がってきた。
ん?って感じ。
謳い文句の-18℃には届かなかった。。。
まぁ、-8.2℃でも、十分ちゃ十分なんですけどね。
ちなみに本体モニターの温度計では
20分後:0℃
50分後:-21℃
になっていた。
せっかくなので、このまま計測を続行。。。
ここら辺で一度コンプレッサーが止まった。
マックスまで行ったのかな。。。
本体モニターの温度計もマックスの-22℃になってるし。
と思ったら、まだまだ下がっていった。
この後、コンプレッサーが止まって・再始動を何回か繰り返し、その度に温度計の温度は下がっていった。
本体モニターの温度計は-22℃を表示したらコンプレッサーが止まって、-20度でコンプレッサーが再始動しての繰り返し。
結構冷えてる。というか十分だ。
まだ冷えそうやったけど、2時間で計測は終了。
ちなみに履歴のグラフはこんな感じになった。
最初の1持間
MAX24.5℃→-11.3℃
波打ってるところはコンプレッサーが止まっては、再始動を繰り返してるところ。
自宅の冷蔵庫の温度
せっかくなので自宅の冷蔵庫の温度も測ってみた。
大きめの冷蔵庫で冷蔵・冷凍ともにしっかり冷えます。
で、冷凍室を測ってみたら、
-16.2℃
って、車載冷蔵庫がうちの冷蔵庫に匹敵する冷却性能じゃねえか!
というより車載冷蔵庫の方がちょっとだけ上回ってるΣ(゚∀゚ノ)ノ。
500mlペットボトルを凍らせてみた
またまたせっかくなので、しっかり凍るか見るために500mlのペットボトルを入れてみました。
が、ここから恐ろしい温度に((((;゚Д゚))))。
21時過ぎにペットボトルを投入したのだが、グラフを見ると最初の1時間で
-13.9℃から-22.9℃まで下がってる
すげーと思ってたら、最終的には-25℃オーバーまでいってしまったΣ(゚∀゚ノ)ノ。
この後、寝てしまったのだが、起きた4時ぐらい(水を入れてから7時間後)にはカッチカチになってた。
冷えすぎて、氷にヒビが入るぐらい。
モノが入ったら本気になったのか!?
この車載冷蔵庫、恐るべし!
性能検証の動画
動画の方も作成しました。
ハイエースに装着
いよいよハイエースちゃんに『BougeRV』の車載冷蔵庫を装備します。
完成写真
こんな感じでベッド下に床下収納風に設置しました。
ちなみにセカンドシートのすぐ後ろに設置してます。
そしてベッドのフレームとツライチになるように。
正確には5mmほどフレームより下げてます。マットが冷蔵庫に当たらないように。
DIY箇所
今回の車載冷蔵庫の搭載にあたってDIY(自作)したのは3つです。
まずベッドのマットレスを真っ二つにしました。
もともとベッドのマットレスはセンターに4枚並んでいたのですが、その内の一番前のマットレスを加工。
ちなみにこのベットキットはハイエースを新車で買った時に車いす移動車に改造した業者で一緒に作ってもらいました。
この密に打ち込まれたタッカーの芯を抜くのも一苦労でした(^_^;)。
んん~、丁寧すぎるΣ(゚∀゚ノ)ノ。
いや丁寧にありがとう!
でも専用のタッカーリムーバーを買ったら比較的ラクに抜けました(^^)。
ちなみにシートの縁を折り込んでタッカーで止めてます。
その方が強度的にも見た目的にもいいですからね。
まぁ、おやっさんがそのようにしてたので真似しました(^^)。
角も折込式にしてキレイな仕上がりに。
我ながら丁寧な仕事だ(゜∀。)。
もともと黒のレザーシートでしたが、気分転換というか模様替えというか、なんとなくベージュのレザーシートにしました。
ちなみに初めて見たけど、マットレスはこんな感じで2重構造になってました。
やっぱり、おやっさん丁寧だぜ~(^^)。
ちなみに厚みは約5cm。
次は車載冷蔵庫をベッドフレームとほぼツライチになるように『かさ上げ台』を作成。
ツーバイフォーの木材を脚にして、5.5mmのベニヤ板を天板として乗せただけですが(^_^;)。
ちなみにこのかさ上げ台は下に収納も兼ねてて、そこに折りたたみテーブルを入れたかっったので、その高さの関係もあって、天板のベニヤ板はホームセンターのあった5.5mmのものにしました。
ミリ単位の調整やね。
ホンマはもっとぶ厚い方がええんやけどね。冷蔵庫は結構重くなるから。
極力、冷蔵庫の脚と台座の脚が近くなるようにしてなんとかって感じです。
テーブル幅の関係もあって、完全に脚同士の位置を被せることもできず(^_^;)。
最後のDIY加工は、車載冷蔵庫用の電源ソケットの増設です。
あともう一つ、ちょい自作しました。
それがこの白いスポンジのようなクッションです。
これは、この冷蔵庫の梱包材です。
それを冷蔵庫の蓋が開くようにくり抜きました。
これによって冷蔵庫の保護はもちろん、ベッドフレームの間に挟まれてしっかりと固定してくれます。
最初は18mmぐらいの角材で枠を作って、冷蔵庫が動かないように固定しようと思ってたけど、この梱包材がちょうど良さそうだったので再利用。
おかげで隙間もキレイに埋まって見た目もGoodになりました(^^)。
ちなみにセカンドシート側から見るとこんな感じ。
台座の下にはキャンプテーブルも収納。
ハイエースに実装動画
使い勝手など動画にしました。
車載冷蔵庫の配線図(回路図)
冷蔵庫の配線はそんな難しくはないけどメモ代わりにサクッと残します。
なんせ、忘れやすいんで(゜∀。)。
ちなみに冷蔵庫の電源は、
・エンジンをかけたら車側から供給。
・エンジンを切ったらサブバッテリーから供給。
・スイッチ1つで車側もサブバッテリー側も問答無用でシャットダウン。
という仕様になっています。
ちなみに車側常時電源はサブバッテリーシステムに付けたキルスイッチから分岐して取りました。
車載冷蔵庫の消費電力
サブバッテリーのモニターで車載冷蔵庫の消費電力を確認しました。
写真で3.2Aとなっていますが、だいたいこれぐらいでした。
確認した中のMAXで3.9Aの時もありました。
コメント
赤と黒の直径1.8cm厚み0.5cm位の何かが2つ入ってたのですが、何かわかりますか?
多分、冷蔵庫の脚に使うクッションパッドの予備かと思います。