最近、リチウムイオンサブバッテリーや車載冷蔵庫などハイエースちゃんの車中泊快適化を施してるさなか、ラジエーターから液漏れしてることが判明!
そして、トヨタディーラーで修理見積もりを取ったりとしましたが高い!!Σ(゚∀゚ノ)ノ。
で、結局、自分で修理することにしました。
クーラント液漏れ発覚!
今回のラジエーターの液漏れを発見したのは偶然でした。
車検が近いのもあって、調子の悪かったヘッドライトのLEDポジション球を交換しようとボンネットを開けたところ、なんとリザーブタンクのクーラント液が減っていた。
スッカラカンってわけではなかったけど結構減っていたΣ(゚∀゚ノ)ノ。
写真は交換時のもの。減ってたときの写真を撮り忘れてたので(^_^;)。
やばかった、ここで気付けてよかった。。。いや、日頃からちゃんと点検しとけっちゅうに(^_^;)。
で、とりあえずトヨタディーラーに向かった。
それにしても、もし液漏れに気づかずエンジンを焼き付かしてしまってたら、ウン十万の修理費に((((;゚Д゚))))。
液漏れ箇所
ちなみに液漏れ箇所は、アッパーホースとラジエーターの付け根のよう。
水たまり状態に。。。
ちなみに写真はトヨタに点検してもらったあとの写真で、トヨタでキレイにしてくれたが、もともとこの周辺がクーラント液でピンクまみれになっていた。ボルトにはまだピンクの名残が。。。
トヨタの点検でもこの箇所が一番可能性が高いとのこと!
トヨタのラジエーター修理見積もり
トヨタディーラーで点検してもらった後、見積もりを出してくれた。
102,213円。。。10万円オーバー!
高けぇ~Σ(゚∀゚ノ)ノキャー。
どうやらラジエーター本体ごとの交換になるようでした。
聞くと、液漏れ箇所であるアッパーホース周りだけのパーツがなく、ラジエーター丸々交換になるとのこと。
が!そのあとすぐにアッパーホース周りだけのパーツがあったとのこと。。。どないやねんΣ(゚∀゚ノ)ノ。
その見積もりがこれ。
25,059円。。。
まぁ、だいぶ安くなったが、半分以上工賃かぁ。。。
そしてアッパーホース周りだけにするか、いっそのことラジエーターごと交換にするかの選択肢に。
あとラジエーター本体は社外品のものもあって、そこそこ安くなるとのことだったので翌日の連絡待ちに。。。
そして、翌日に電話が来た。
社外品のラジエーターは35,750円とのこと。
メーカー純正品が52,800円だったので、1.7万円ぐらい安くなる。。。ってそんな変わんねぇじゃね~か!Σ(゚∀゚ノ)ノ。
で、結局、アッパーホース周りだけの修理をすることに。
更にアッパーホース周りだけなら自分でできるんじゃないかと、DIYで修理することにした。
工賃がなくなって、5,770円だけで修理できることに( ̄ー ̄)ニヤリ。
ちにみにこの見積もりにだけクーラント液が入っていないが、トヨタで点検してもらった時にクーラント液を入れ替えてくれた。しかも濃いめで満タン以上に。
それを再利用できるとトヨタの担当者が言ってくれた。
ありがとうトヨタの担当者さん(´;ω;`)。
購入したアッパーホースと周辺部品
・ラジエーターアウトレットホース(アッパーホース)
・ラジエータータンクパイプ(アッパーホースとラジエーターを連結する樹脂パーツ)
・ラジエーターアッパー タンク パイプ Oリング(要はOリング)
・ホースクランプ(クリップ)2個
・ラジエーターキャップ
この5種で5,770円。
ラジエーターのDIY修理開始
まずはフロント側のジャッキアップ!
安全のためジャッキスタンドも。
が、あまりリフトしないジャッキだったので、そんなに高くできず。。。タイヤがちょっと浮くぐらい(^_^;)。
ジャッキスタンドがうまく入らず逆側のスタンドより1段低く。。。もはやタイヤも浮いていない。。。
スペース的にちゃんと作業ができるか心配。。。
が、この低さが逆に良かった!
では作業に入ります。
まずアンダーカバーを外します。
樹脂製で軽く、ボルトも4本だけです。ちなみにボルトは12mm。
そして下からフロント側をのぞき込むとドレンボルト(コック)があります。
水道の蛇口みたいな感じですね。ドレンコックをひねるとラジエーター液(クーラント)が出てきます。
ちにみにこのドレンホースはダイソーに売ってた散水ホースがぴったりでした。
内径8mm。
まぁ、100円ではなく200円でしたが。。。
ちなみに蓋付き。
今回はクーラントを再利用するのでゴミが入らないようにね。
このバケツの容量は7.5Lでしたが結構ギリギリな感じでした(^_^;)。
6Lぐらい出たのかな。
クーラントを抜ききったら、アッパーホースの上側を外します。
ここは10mmボルト3本。
ここはクリップで止まってるだけなのですが、これがめっちゃ苦労しました。
なんせこのクリップ、手ではまず外れません。
そしてペンチで握ろうにも、クリップのツメの幅が広いので、ペンチが開きすぎて片手で握れない!
両手で握ってグリグリ外すにはスペースが狭すぎる。
この後、ウォータープライヤやC型クランプで締め込もうとするがうまく行かず。
結局ペンチに戻り、両手で絞った後なんとか片手に持ち替え、外すことができた。
持ち替えるのも一苦労で何回もトライしました。なんせクリップがめっちゃ硬いんでめっちゃ握力いります。
たぶん小さな万力でクリップを絞ってやればやりやすいと思います。100均にあるような小さな万力で。
で、この下に潜り込んでの作業が、寝そべった状態から上に手を伸ばしてする作業なので、リフトアップが低くてよかったんです。
高いと手が届かない、もしくは届いても手が伸び切ってると力が入らないので。
下側はクリップを外した後もなかなか抜けなかったので、カッターでホースに切り目を入れて外しました。
後は新品パーツを組み込んで完了です。
ちなみに新品のクリップにはアダプターみたいなのが付いていて、そのアダプターをペンチで引っ張るだけで『ガチャン』と絞まってくれます。
そして、抜いたクーラントも戻してエア抜きです。
リザーブタンクから空気がポコポコ抜けるのが落ち着いたら、助手席下のエンジンルームを開けて、このホースを抜いてエア抜きします。
ハイエースのディーゼル車だと専用のエア抜きコックがあってボルトを緩めるだけでいいのですが、ガソリン車はこのホースを抜いて、空気が抜けてクーラントが出てきたら戻します(トヨタメカニックより)。
ちなみに私の場合、このホースを抜くのに時間がかかってしまい、抜けたのと同時にクーラントが出てきたので、ここでのエア抜きは既にできてたようです。
わざわざ抜かなくても良かったような(^_^;)。。。
まぁ、エア抜きを早くする時はこのホースを抜く感じなんですかね。
そのあとは、エアコンOFFの状態で暖房を全開(Hi)にするとコンプレッサーが回ってくれてエア抜きがしやすいです(トヨタメカニックより)。
ちなみにトヨタメカニックの話では、ハイエースのこのタイプのラジエーターはエアが残ってたとしても自然に抜けていくとのことでした。
とはいえ、エアがいっぱい残ってると、そもそもクーラント液が入っていかないので、できるだけ最初にエア抜きした方がいいです。
ちなみにハイエースにはラジエーター専用のキャップはありません。
リザーブタンクのキャップと共用です。
液漏れの原因箇所判明
写真には取り忘れたのですが今回の液漏れの原因は『ラジエータータンクパイプ(アッパーホースとラジエーターを連結する樹脂パーツ)』の割れでした。
Oリング辺りまで亀裂が入ってました。
ネジの閉めすぎ注意
私はやっちゃいました。
アッパーホースとラジエーターを固定する3本のボルトの内1本をねじ切ってしまいました。
元々そこから漏れていたので、しっかり締めておこうと力んじゃいました(^_^;)。
ネジがいくらでも回る状態になってしまったのですが、とりあえず一番テンションが掛かるところで止めておきました。
後日、トヨタで、圧をかけ液漏れチェックをしてもらったのですが、漏れてはなかったので一安心です。
とはいえ弱くなってるのは間違いないので、もし今後そこから液漏れを起こすとラジエーターごとの交換になっちゃいます。
ボルトの受け(メス)はラジエーター本体なので(´;ω;`)
もしくは新しくネジ切り加工ができるようであれば、一回り太くネジを切り直して太いボルトで締め直すか。。。ネジ切り加工なんてやったことないけど(´;ω;`)。
なんにせよラジエーターはアルミなのでネジも弱いです。
締めすぎには注意しましょう。
『過ぎたるは及ばざるが如し』です。
何事も適度にしましょう!
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