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【DIY】ハイエースに電子レンジを床下収納風に装備!リチウムイオンサブバッテリーで夢いっぱい!

床下収納風の電子レンジを展開-ハイエースベッドキットインテリア
この記事は約7分で読めます。

ハイエースちゃんにリチウムイオンサブバッテリーを搭載して以来、夢がいっぱい広がりました。
そして前回はBougeRVさんの車載冷蔵庫28Lを装備しましたが、今回は電子レンジを装備したいと思います。

前回の車載冷蔵庫同様に電子レンジも床下収納風にDIYします。
床下収納からニョキッと出てくる感じですね(^o^)。

DIY材料

今回の具材はホームセンターで用意しました。

主な具材は木材で、
・400mm×910mm
・350mm×910mm
・350mm×1825mm

そして、この3枚をホームセンターでカットしてもらいました。
電子レンジ収納台の材料-ハイエース

 

費用はカット代込みで、6,000円ほどでした。

 

装備する電子レンジ

今回使用する電子レンジはアイリスオーヤマさんの17L『IMG-T177-6-W』というものです。
電子レンジIMG-T177-6-W-アイリスオーヤマ

ちなみに60Hz専用です。
私のサブバッテリーシステムのインバーター(レノジージャパン)が60Hz用なので。

あと定格は1100Wになります。

この電子レンジを選んだポイントは2つあって、
1つは60Hzの中では、おそらく一番消費電力が低かったからです。
なんせレノジージャパンさんのリチウムイオンサブバッテリーの出力は100Aまでなので、インバーターの変換効率など踏まえると1100Wでギリギリです。

あとサイズです。
ベッド下に収納するのですが、ベッドフレーム幅が360mmしかないので、その幅に収まる奥行きのものを選びました。

 

電子レンジ収納台DIY

ホームセンターでカットしてもらった木材を更に設計通りにカットして、組み立てたのがこれ。
床下収納状態
電子レンジ収納台(収納時)-ハイエース

 

これがニョキッと上にスライドして展開します。
電子レンジ収納台(展開時)-ハイエース

 

ちなみに上下にスライドするようにレールを作ってます。
電子レンジ収納台の昇降レール-ハイエース

 

そして、引き上げた後ちょっと前に動かし、外箱のレールに内箱のレールが乗って固定されます。

ついでに電子レンジを乗せたところ。
電子レンジ収納台に電子レンジを乗せたところ-ハイエース

 

今回、こだわったところの1つとして、できるだけかさ上げするということでした。
ベッド下にサーフボードなどの長物が入るように電子レンジ台の下を極力高くするようにしました。まさにミリ単位で攻めました。
なんとか190mm程の高さが取れました。

まぁ、最近サーフィンは行けてないんですけどね(^_^;)。

 

ハイエースに電子レンジを装着

ハイエースちゃんのベッド下に冷蔵庫を収納しました。

見た目はただのベッドです。
ハイエースのベッドしたに電子レンジ収納

 

このベージュのベットマットの下に電子レンジが収納されてます。
ちなみに左側のマット下には冷蔵庫が収納されてます。
ハイエースのベッドマット下に電子レンジ収納

 

そしてマットを開けると、こんな感じで床下収納風になってます。
床下収納風の電子レンジ-ハイエースベッドキット

 

で、電子レンジを引っ張り上げるとこんな感じに展開です。
床下収納風の電子レンジを展開-ハイエースベッドキット

使うときだけニョキッと出てきます。

いい感じですね~。自画自賛しときます(^o^)。

 

DIY動画

電子レンジ台の作成風景を動画にしました。

電子レンジの稼働。そして悲報。。。

今回ハイエースに電子レンジを設置するに当たって、リチウムイオンサブバッテリーのメーカーであるレノジージャパンさんに何点か質問したのですが、その中に嬉しい事実の判明もありました。

それがBMS(バッテリーマネージメントシステム)の制限値(保護値)です。

ちなみにBMSは、バッテリーのセルの状態を監視・制御するシステムです。

BMSは、過電流などにより故障すると、まず修理できないようです。そしてバッテリー交換になるとか、どうとか。。。Σ(゚∀゚ノ)ノキャー

で、私は元々そのBMSの保護値を100Aと思っていました。
レノジージャパンのホームページでリチウムイオンバッテリーの商品説明を読んでそうと思っていました。

が、実は『120A』だったんです。
リチウムイオンサブバッテリーのBMS保護値120A-レノジージャパンのメール

この20Aの差で、かなり安心しました。
なんせ電子レンジは、計算上では100Aいくかどうかの瀬戸際だったので。

そして結局、今回のアイリスオーヤマの電子レンジ『IMG-T177-6-W』はギリギリやねって感じになりました。

電子レンジとサブバッテリーシステムのスペック

まず電子レンジのスペックですが、
・定格消費電力は1100W(60Hz)
・出力のメニューは『700W』『600W』『500W』『弱(200W)』『解凍』『煮込み』の6つ
電子レンジの出力メニュー

そしてサブバッテリーシステムの

リチウムイオンサブバッテリー
・容量:100Ah
・最大放電電流:100A

そしてインバーター
・最大出力:1000w(60Hz)
・瞬間最大出力:2000W

ん?
電子レンジの定格1100Wなのに、インバーターの最大出力は1000W。。。すでに悲報の匂いが。。。

いや、正直、インバーターの余力があるだろうとか、出力メニューの最大700Wを使わずに500Wぐらいでやれば大丈夫だろうと、軽く考えていました(^_^;)。

 

電子レンジ稼働結果

結果は残念でした。
まず出力メニューを700Wでスタート。。。
インバーターから『ピー』という大きな警告音とともに1分しないぐらいで停止しました。
その後はちょっと動いて止まるって感じでした。

まぁ、一応、水はアッツアツのお湯にはなったんですが、実用レベルの稼働状況ではなかったです。

 

そして危なかった。。。BMSが。。。

使用電力量を測定していたのですが『1.13kw(1,130W)』でした。まぁ、ほぼ電子レンジのスペック通りでした。
電子レンジの消費電力量

 

が!消費アンペアがなんと『117.3A』Σ(゚∀゚ノ)ノ。
サブバッテリーの消費アンペア-リチウムイオンサブバッテリー

危うくBMS制限値(保護値)の120Aに達するとこでした。。。危なかった(;・∀・)。

 

このあと『500W』『200W』も試すが結果は同じでした。
すぐ止まって、消費アンペアも110A超え。。。やばい!

どうやら出力メニューのワット数が低いもの(200wなど)を選んでも1100Wの定格消費電力は変わらないよう。。。
そりゃそうか、『定格』なんで。最初から書いてるじゃねえか!

500wとか200wは平均値みたいなもので、定格の1100wの出力周期が違う感じのようです。

例えば700Wだと1100wの定格電力を『パン、パン、パン』って早く打つ感じで、
200Wだと同じ1100wの定格電力を『パ~ン、パ~ン、パ~ン』ってゆっくり打つイメージです。

完全に我流の表現ですが(^_^;)。

ということでこの電子レンジは断念する結果に。

 

電子レンジの起動動画

電子レンジの動作確認での悲報の様子です。

今後の電子レンジの装備

今回はさっぱりきっぱり電子レンジを諦めることにしました。

また今度インバーターを買い換える時に1200Wか1500Wぐらいの出力のものにして、更に『50Hz』のものにしようと思います。

それだと50Hzの電子レンジが使えるようになり、50Hzのものだと定格消費電力が『800W』『950W』のものがあるので、バッテリーの消費アンペアにも余裕が出ると思います。

ちなみに50Hzの電子レンジで定格消費電力が低いものを探しまくったのですが、現行で購入できるものでは『800W』のものが最低定格消費電力値でした。

 

ちなみに『950W』だと
山善の電子レンジで17L・ターンテーブルのヘルツフリー『MRM-HF170』がサイズ的にも小さくて良さそう( ̄ー ̄)ニヤリ。

 

そして最低定格消費電力の『800W』だと
同じく山善の電子レンジで18L・フラットテーブルのヘルツフリー『YRL-F180』です。

 

IHシステムキッチンにリメイク

今回作った電子レンジ用の収納式ボックス
電子レンジ台の収納時-ハイエース 電子レンジ台の展開時-ハイエース

 

せっかく作ったので、IHシステムキッチンにリメイクすることにしました。
まぁ、出力はIHコンロなんですけどね。

後日アップします。

コメント

  1. 匿名 より:

    インバータの出力周波数を50Hzにすることは検討されましたでしょうか?
    可能であれば、電子レンジの買い直しですむかも?ですね。(ただしターンテーブル式は避けたほうが無難)

    • たかきちたかきち より:

      コメントありがとうございます。
      私のインバーターは60Hz固定のようなので、50Hzのインバーターへの買い換えは考えましたよ。
      その時の候補の電子レンジもこのページの最後の方にアップしてますよ。
      50Hzだと定格が800wのもあるんですね。

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