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サブバッテリーで独立駆動のフリップダウンモニター(EONON/L0154)取付け。ハイエース快適化計画。

サブバッテリー駆動のフリップダウンモニター-ハイエースDIY
この記事は約8分で読めます。

ハイエースのリアモニターとして、EONONの超薄型フリップダウンモニター(L0154)を取付けます。

そして、サブバッテリーで独立駆動させるために、あれやこれやと試行錯誤しました。

主なパーツ

今回リアモニターをサブバッテリーで独立駆動させるにあたって用意した主なパーツは、

●フリップダウンモニター
EONON『L0154』
https://amzn.to/3bswTnV

●地デジチューナー
EONON『V0050』
https://amzn.to/3Mzu8hN

●スピーカー
パイオニア『TS-G1010F』
https://amzn.to/3sHrOO0

●スピーカーアンプ
Fosi Audio『ZK-1002』
https://amzn.to/3BF0qFE

●HDMIセレクター
https://amzn.to/3Ot1CPc

●3.5φ変換アダプタ/3.5φ-RCAピン×2
エレコムAVケーブル
https://amzn.to/3lI2V0N

●USB電源(スイッチ付き)
SHEAWAバイク用USB電源
https://amzn.to/3vyuL4z

●MiraScreen
スマホの無線ミラーリングのレシーバー
https://amzn.to/3Ju7LcU

これらを使いました。

天井に埋め込み収納ボックス作成

地デジチューナーやスピーカーアンプ、HDMIセレクターなど、上記の機器類をを収納するために天井内張り内に収納&メンテナンスBOXを埋め込むことにしました。

 

まずは収納ボックスの取り付け完了写真から。
天井収納ボックス取付け-ハイエース

取り付け方としては、天井の内張りを外して、モワモワのワタみたいなのを外すと、左右に通る柱部分に既成の穴があります。
この穴を使って収納ボックスのベースを固定します。
ハイエースの天井既存穴 ハイエースの天井既存穴

 

ちなみにベースに使うのは、カラーアングルです。
450mmのものが2本。
長さは1穴分カットして、L型の片側の辺も既成の穴まで薄くなるようカットしました。
カラーアングルの加工

 

天井の既成の穴の部分のワタをカット
天井断熱材カット-ハイエース

 

そしてカラーアングルは、M6のインプルナットを使って固定しました。
インプルナット

 

固定したカラーアングルにL型ステーを取付けます。
L型ステー-ハイエース

 

写真は黒く塗装していますが、元はコレです。
これもカラーアングルのオプションパーツでどちらの穴もネジが切られています
L型のステー-カラーアングルのオプション

 

ちなみに、錆止めも兼ねて、カラーアングルからネジまで、全部黒く塗装しました。
パーツを塗装

 

BOXはホームセンターコーナンのセルフ工房で作成。
12mmのランバーコアです。
サイズは385×300×55mm。
天井収納ボックス-ハイエース

 

1箇所に配線通し穴
そしてボルト固定穴には4mmのシナベニアを重ねました。
これは断熱材を被せるので、その厚み分のスペーサーみたいなもんです。
あと削って、ベースとの微調整をするため。
天井収納ボックスの配線穴-ハイエース

ボルト穴を細長くしてるのは、天井内張りにビタで着くよう、上下に調整できるようにするためです。

 

最後は天井内張りを戻してから、BOXサイズからプラス5mmで内張りをカットしました。
天井収納ボックスの内張りカット-ハイエース

動画

作業の細かいところは動画で。

 

配線

配線して、動作確認のために機器類を付けてみました。

ボックス内に機器を取付け。
・地デジチューナー
・スピーカーアンプ
・HDMIセレクター
・USB電源(スイッチ付き)
天井収納ボックス内のチューナーなどの機器類-ハイエース

 

他に、
・モニター電源(ヒューズ&フィルター)
・プラスポイント(ヒューズBOX)
・アースポイント
天井収納ボックス内のヒューズなどの機器類-ハイエース

 

アースは近くのアシストグリップ固定土台から取ってます。
リアモニター配線のアースポイント-ハイエース

 

配線はこんな感じです。
右側からの配線は、
・モニター電源
・スピーカーライン(左右)
・HDMIケーブル
・USBケーブル
・モニター音声アウトライン
リアモニター配線右側-ハイエース

 

左側からの配線
・電源線(+-)
・アンテナ線4本
リアモニター配線左側-ハイエース

 

それらの配線を配線穴からBOXにIn。
結構なボリュームです(;・∀・)。
リアモニター配線をBOXに-ハイエース

 

リアスピーカー埋め込み

今回使うフリップダウンモニターには内蔵スピーカーがないので別でスピーカーを埋め込みました。
スピーカーは直径10cmのパイオニア『TS-G1010F』です。

スピーカの取付け位置はリアエアコンの吹き出し口から8.5cmのところに台紙の端がくるようにしました。
ハイエースのリアスピーカー埋め込み穴の位置

 

穴開けたところはこんな感じ。
ハイエースのリアスピーカー埋め込み穴

 

ちなみに、コンパスカッターで穴を切り取りましたが簡単で綺麗にできます。

コンパスの中心は、ネジ穴の対角を結んでやると簡単に出ます。
ハイエースのリアスピーカー埋め込み穴の中心

 

あと付属のクリップナットみたいなやつは使わずに別で用意しました。
ハイエースのリアスピーカー代替えクリップナット

コレはどこぞのブログで、大きな穴とネジの穴の間が狭く、穴が繋がってしまうとかの情報を見たため、ネジ穴の位置が2mmくらい深いものにしました。
そのため、台紙より1~2mm穴を小さくカットしました。

そしてミラクルフィットでした(^^)。

メインの大きな穴とネジ穴の間にも余裕があります。
ハイエースのリアスピーカー代替えクリップナット取付け

 

ちなみに使ったのはコレ。
●M4クリップナット
https://amzn.to/3zfVnJ0

 

動画

取付けの細かいところは動画で!

超薄フリップダウンモニター取付け

今回取り付けるリアモニターは、EONONさんの『L0154』です。

なんせ薄い!
厚みが16mmだけなんです。
シンプルを目指す私は、この薄さに惚れました(*´ェ`*)。

もちろんモニター性能もフルハイビジョンなんで、申し分ない。

あと気に入ったのが、HDMI差込が背面からコードで出ているところ。
よくモニターの側面にHDMI差込口が付いてるものもありますが、そこに指すと丸見えで、ブサイクですからね。

ということで、さっそく取付けです。

今回、天井内張りを外してしまっていたので、見やすかったのですが、リアエアコンの下にある4つの穴を利用して固定しました。
ハイエースのフリップダウンモニター取付けネジ位置

写真ではすでに付けてますが、フロント側は『Aバインドタッピング』というクリップナットみたいなのを使いました。ちなみにM5。
Aバインドタッピング

バイクとかのカウルを止めるときに使ったりしてるやつですね。
別に太めのネジを直接ねじ込んでもいいのですが、こっちの方が強度が出るかと思い。

ちなみにリア側はM6のネジを直接ねじ込んでます。
ねじ込む時は穴の深さが15mmだったので、超えないようにね。超えると上のエアコンパーツに突き刺さってしまいます(;・∀・)。

 

ベースは、付属のプレートに、前のフリップダウンモニターに取り付けていたアルミプレートを流用し、位置の調整しました。
写真では1枚しか付いていないですが、実際は2枚付けてます。
EONON『L0154』モニター取付けベースと流用

 

モニター位置の前後を調整した結果、最終的に付属のプレートにも穴というかを作りました。
EONON『L0154』モニター取付けベース加工

ただこの位置なら流用したアルミプレートはいらなかったような。。。

 

そして、天井内張りにモニターがフィットするように上下の位置もいろいろ試行錯誤しましたが、最終的には12mm厚のベニヤ板をスペーサーにしたら、ぴったりでした。
細長いスペーサーを左右のネジ穴に分けて付ける感じです。
12mmスペーサー

 

コレで取付けプレートは内張りから1mmぐらい上にくるぐらいになり、モニターもミラクルフィットでした。
EONON『L0154』モニターベース取付け後

ちなみにモニターが薄いからか分からないですが、配線スペースが狭く取り回しは若干苦労しました。
でも左右に付けたスペーサーの間に配線を納める形で無事にできました。

まぁ、配線の苦労は最初だけですからね。
付けてしまえば、薄型モニターで快適です(^^)。

動画

細かい作業の様子は動画で!

 

完成!

天井内張り内に埋め込む収納ボックスを一度外し、フタも作って、ライトグレーに塗装しました。
できるだけ内張り色に近づけようとしたけど、コレが限界やった(^_^;)。
リアモニター機器の収納ボックス塗装-ハイエース

 

フタの取付けは丁番を使ったのですが、『トルク丁番』といって硬い丁番にしました。
『バイ~ン』とならずに、ふわっと開閉するように。

あと開閉部は、『プッシュ式マグネットラッチ』を使いました。
プッシュ式マグネットラッチ

 

ただマグネットラッチは磁力が弱いです。もともと食器棚やTV台とかの水平に開閉するときに使うものなので。
今回は、天井から吊り下げる形になるので、走行中にフタが落ちてきそうです。

そこで磁力強化!
ぱかっと開ければマグネットがあるので、乗れを100均のネオジウム磁石に換えました。
プッシュ式マグネットラッチをネオジウム磁石で磁力強化

感覚的に私の腹時計では、3倍ぐらいの磁力になりました。
腹やし、時計かい!って、まぁ、そんな感じです。

 

そして、機器類を再び収納固定。
固定には、3Dプリンターで作ったステーみたいなのを使ってます。
フリップダウンモニターの機器を収納ボックスに取付け-ハイエース

写真にはないですが、この後ミラスクリーン(スマホの無線ミラーリングのレシーバー)も取付けてます。

ぞして、天井内張りとのすき間を埋める(目隠しする)モールをBOXに装着。
これも3Dプリンターで作りました。
フリップダウンモニターの機器収納ボックスにT字モール取付け-ハイエース

 

ちなみに横から見るとこんな感じでT字モールになってて、ネジ固定です。
フリップダウンモニターの機器収納ボックスにT字モール取付け-ハイエース

 

そして、仕上げに断熱材で覆いました。
めっちゃ熱いですからね天井内は!
内張りを外すときは、中のネジまでアツアツでした。
収納ボックスの断熱材

ちなみに5mm厚の断熱材を貼り付けたあと、更にグラスウール入りアルミテープで補強しました。

ただこの断熱材の厚さのおかげで、取付けに苦労しました(^_^;)。
またそこらへんは下の動画で。

 

そしてコレが完成写真!
ハイエースにフリップダウンモニター取付け完了-EONON『L0154』

収納BOXも天井とフラットで、なかなかいいのでは!(自画自賛)
色はあれやけど。。。

 

動画

細かい作業は動画にて!

 

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